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代表者挨拶

相良五郎特定非営利活動法人 人間賛歌の理事長である相良五郎は、各地で「心の健康教室」を開いています。「ありがとう療法」とはその教室で使用している民間療法です。心に生じる悩み・不安・恐怖など不快な苦痛を軽減させる精神療法です。また うつ病・不登校・家庭内暴力・引きこもり・・・等の個人カウンセリングや事業所のストレスケアーを行っています。

教室を主催している者相良五郎は、9人兄弟の末っ子の5男で、障害児・者の福祉に40年間携わっている現役です。また 兄4人の内2人がうつ病を患い長期に渡り家族を苦しめたと言う経緯を持っています。その様な生活環境から精神障害者福祉法の制定に向け、15年間の運動の歴史を持つ。福祉法の制定と同時に借金を重ね社会福祉法人を設立し、精神障害者の自立援助に立ち上がってきました。

その間30年ほど 精神科医である故森田正馬(もりたまさたけ)氏が主催した森田療法を学びました。この療法は森田自身が経験した神経症から生まれており、心の不快感や苦痛から逃げるのではなく、苦痛を受け入れ心に染みこんだ苦痛から、自分自身の自然治癒力を利用し解放されるという療法です。森田は療法の中で、ありのままの自分を受け入れると言う手法をとっています。自分が置かれた環境をありのまま受け入れる方法として、医療施設と精神薬を取り入れています。

現在広く知れ渡ってきた認知療法や認知行動療法があります。自然を含めた社会の仕組みは全体が見えているわけではなく、その中の一部を己の都合で拾い出し、勝手な解釈で受け入れています。(認知)

己が考えている世界が標準、普通で人間社会だと解釈し、具体的な事実とは違っている事があります。何かの要因が重なると見えている社会を卑屈に捉えたり、自分に不都合に拡大して取り入れてしまいます。その結果 心に不快感や苦痛を抱いてしまう・・・と言う考え方をしてしまいます。それら心に何らかの苦痛を抱いた人には、各種の手法を用いて認知のゆがみを修正させています。己の価値基準で正しいと認識した社会環境は、想像や空想の思いこみの認識だったりする事があります。

具体的な事実として捉えると、現実社会環境とは差が生じる場合があります。
その差を修復・改善し、考え方を変え、心の苦痛を和らげる手法です。

この様な認知療法などと言う言葉がありませんでしたが、相良の職域である障害福祉の世界では、以前より普通に行ってきている援助方法でもありました。福祉施設には児童であれ成人であれ、心に何かの問題を抱えた情緒不安定な人がいます。それらの人を福祉施設として支えるには、特別ではなく普通に認知療法を行ってきています。また森田療法で言う「全てをありのまま受け入れる」と言う手法は、福祉施設の現場では困難でした。

「ありがとう療法」は、心の苦痛を医療側だけに依存せず、何処でも誰でも精神薬がなくても出来る様にしています。
認知療法・認知行動療法では具体的な事実・・・本当の社会環境を認知させる。
その様な「考え方を変える」ことの大切さも、独自の手法を取っています。
「ありがとう療法」では、各自が持っている考え方・判断の仕方・決断の仕方の不具合を自覚させています。
その手段のひとつとして「ひまわり」を描かせ、相談者が持つ考え方を探り出し、心の不快・苦痛等の改善をしています。うつ病・引きこもり・不登校・家庭内暴力・・・等から生じる孤立。
孤立の後に来る「自殺」の防止。
それらの改善や防止に長い間取り組んでいます。
多くの相談者と接し、個人カウンセリングでは間に合わない状況になり「心の健康教室」を開く様になりました。

また教室に参加できない方もいますので、家庭で「心の健康教室」の内容を理解できる様に「学習書」を作りました。

この「学習書」は心に問題を抱える方だけでなく、それらの方を支援する「専門相談員」の養成にも使っています。現在「専門相談員」は30名程いますが全く足りません。日本の各地に相談人を配置するには、1,000人は必要です。ご希望の方は「心の健康教室」を受講されて下さい。